私にとってこの教室に入る!というのはすごく大きな決断でした。
というのも私は小さい頃から、アニメやゲームなどを控えるように強く言い聞かされてきました。なので本気で声優になる!と決心してから、まずはどう両親に伝えようか迷いました。
両親からはやはり本気で反対されましたが、私も本気で向き合いました。
ここまで自分の意見を本気で伝えたのは初めてでした。
その結果教室に入らせて頂けることになりました。そうやって自分で何かを決断して一歩踏み出しすことはすごく勇気がいりました。
私が、この教室に入るんだ!と決心したのは体験説明会を受けた時です。正直のところ、それまではそんな教室があると知ってはいたものの、進路の視野には入れていませんでした。ですがいざ進路について考えた時、説明会だけでも参加してみようと思いました。
それまでは、すでにそういう実力や経験がある人が入るのかなと不安に思っていましたが、実際に講師の福井さん、稲葉さん、そして先輩方のお話やご様子から、大事なのは自分を出して、自分の意思で継続する力があるか、自分で自分を高めることが出来るかどうかなんだということを知り、自分にも出来るかもしれない!と、これまで何となく遠い存在だと決めつけ、無意識に遠ざけてきた声優という道が目の前に開け、そこからは枷が外れたように「声優になる!」という気持ちが強くなりました。
ですが、実際に自分を出していくことには少し抵抗がありました。
というのも私は、この教室に入る前まで自分の軸をしっかりと持っていませんでした。ちょっとした事で周りに流されることも多かったです。
ですがレッスンでは「人と異なる」こと、つまり個性を惜しみなく出していくことが大切になります。そのためには自分らしさを追求し、ブレない軸を持っておかなければなりません。
これは教育の場で教えられることとは正反対のことで、初めは戸惑いました。
でもだんだんその環境が好きになり、自分と向き合う機会が多くなったため、自分のことも理解できるようになりました。
それは講師のお2人をはじめとして、失敗できる環境を整えてくださっているからだと思います。失敗してもいいから、やってみることが大事だ!やったもん勝ちだよ!という環境なので、自分を存分に出していけます。こんな環境はなかなかないと思います。
私がこの教室に入って変わったことは、前にも挙げたように自分を出していけるようになったことです。
まだまだなところもありますが、確実に自分を分析することが出来ています。
またこの教室には、年齢も個性も様々な仲間や先輩方がいます。そんな方々と交流することで、確実に視野が広げることができています。
メールや会話での敬語の使い方など、社会に出て役に立つスキルがついてきているなと実感しています。
そんなこともあってか、物事への取り組みの意識もガラッと変わりました。
正直、前までは課されたものをただただ取り組む、という姿勢でいましたが、この教室には、学校のように「学びに来る」のではなく「努力を発表する」という姿勢で取り組むようになりました。
一週間に一回のレッスンなため、その1週間の間にどれだけやるかが、周りから一歩飛び抜けることに繋がります。それを実感してから、仲間をいいライバルとして見るようになり、「努力」の仕方も変わりました。これは声優を目指すに限ったことではなくて、学業やスポーツなどにも通用することだと思います。
今はまだまだ成長途中ですが、毎回のレッスンで自分や仲間の成長を感じれることがすごく楽しいです。教室以外のことでも、講師のおふたりは一人一人に真摯に向き合ってくださるので、努力する環境は本当に整っていると思います。この環境で自分を高められることに感謝しながら努力を惜しまず、私は必ず声優になります。
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